写真はつい最近までは高級食パン店だったテナントです。
コロナすぐくらいにオープンし、最初の1年くらいまでは予約必至で、当日焼き上がりの時には長い行列ができるくらい流行っていました。
その後、類似店(乃○美、○志かわ)が激増、既存店も同じような食パンを開発し、段々とシェアが無くなっていき今に至っています。
最近はパンに合うジャムとか製品化して飽きられないように頑張ってましたが、ご覧の通り。
似たようなケースでは、タピオカやいきなりステーキが思い浮かびます。勢いに任せて出店攻勢をかけ、シェアの奪い合いがおきて衰退。いきなりステーキは後発の同業チェーンにも負けている状況。
数年間だけのスコープでビジネスを見れば成功といえますが、継続的なビジネスに出来ず衰退してしまった典型です。結果的には街のパン屋の方が事業継続という観点では勝っています。
事業継続を是とするなら好調時こそ視野を広く持ってアクセルだけでなく、ブレーキを踏む勇気も必要かなと、どこか寂しげな現状復帰工事をみて感じました。
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