2023年3月30日木曜日

中部支社が生まれるまで(序)

 前置き

中部支社が出来るまでの経緯を振り返っていくコンテンツです。2017年11月から中部支社が生まれる2023年4月までの5年4ヶ月の出来事を当時の思いを含め回顧していきます。

はじまりのはじまり

 

一通のオファー

2017年11月初旬、その年の秋は割と暖かかった気がします。最初のきっかけはスマホに転職アプリの通知が来たことから。受信場所は何とハローワーク。後に上司となる役員のオファーから全ては始まりました。
 
当時の私はIT業界から離れようと専業主夫となり、二つの資格取得の勉強に明け暮れ、一つは断念したものの、もう一つは合格の目途も立ったので、そっちの業界に行こうと就活を始めていたところでした。なおハローワークには給付金もらうための手続きに行ってました。
 そっちの業界を目指したのは絶対無くならない業界かつ、高額取引もあり、もとより色んな物件やモデルハウスを見ることが好きだったから、あとITスキルを活かせると思ったから、、まあそんなところでした。
 
話をオファーに戻します。
オファーはIT企業の役員の方が、自分が管理している大阪の拠点に続き、名古屋にも拠点設立を計画しているので話を聞いて欲しい。大体そんな感じの内容だったハズ。
 
その時自分は、光栄な気持ちはあったものの、IT業界はやり切った感(大手も、ベンチャーも起業も経験、業務的にも開発~営業~経営まで)があり、正直なところ、そこまで乗り気ではありませんでした。(起業は失敗したし)
 
とはいえ話だけは聞いてみようと、内容を見返してみたところ、ん?珍しい名前だな、、いやいやどう見たって外国人というか中国の人でしょ。でも文章はしっかりしていて、詐欺メールのような変な日本語では無い・・・。

そもそも会話できるのか、、。サイチェン・ニイハオ・ウォーアイニーくらいしか知らないけど。あと知ってる言葉を絞り出してもイーガーコーテル(違)。
 
いろいろ戸惑いはあったものの、数日後、納谷橋付近のビジネスホテルのロビーで待ち合わせしました。


 

今の上司との出会い

いざ対面して挨拶など一言二言会話して驚いたのは日本語力。ネイティブに近い発音と日本人より正しい語彙力を持っており、コミュニケーションの不安は一瞬で一掃されました。
見た目は、、良く言えば金融系やり手営業、悪く言えばインテリなんとかみたいな・・。
 
話の内容は、会社案内、大阪で責任者をやっている、自宅は関東で大阪に単身赴任している、、そんな話から始まりました。
最初のきっかけは新幹線で自宅に戻る際、名古屋駅を見て何かできないかなと思ったからだそうです。言葉も日本の高専に留学してから学んだと言っていました。愛知県にも縁があり、高専卒業後に編入した大学は豊橋とのこと。

会話の流れも是非入社を!という感じでは無く、中部のIT業界がどんな感じなのかとか、どうやったらうまく立上げられるのかアイデアあれば聞きたい、、そんな感じでした。
私も自分の経歴と知ってる限り中部地区の業界情報、もし自分が立ち上げるとしたらこうしていく、、みたいなフワッとした話をした記憶があります。

最後は「じゃあSさんがやるとしたらの事業計画を作ってもらえませんか」という話になり、私が承諾した感じです。

そもそも計画とかワクワクする話が好きというのもありましたし、、、事業計画は起業した際に、融資を受けるために作った経験があるので安請け合いしてしまいました。
 
近くの喫茶店で2時間くらい会話したでしょうか、15時ごろに会って店を出たら真っ暗になっていました。
そして帰宅、予定より遅くなったので嫁とファミレスで食事しながら、面白い人に会って来たよと報告。
 

(つづく)→つづき

 

編集後記 

つづきは事業計画作成から東京本社での社長プレゼン~入社の話になります。このペースだと何話構成になるのか不安になってきております。。

ブログはじめました。

 はじめまして、はじめました

とあるIT企業の中部拠点の支社長をやっているモノです。
このブログを見て頂いている方は、当社採用ページからか、もしくは社内サイト経由かと思います。人見知りゆえ、検索エンジンにクロールされないような設定にしております。
リアルでお知り合いの方もそうでない方もどうかよろしくお願いいたします。

ブログを始めたワケ

 元々は自社の求人採用ページのサブコンテンツを作ろうとしたのですが、利用しているシステムの仕様上、サブコンテンツ毎に求人情報が出来てしまうので、ブログを利用することにしました。
Bloggerを利用した理由は広告が出ない事、googleアカウントが流用できることが決め手になりました。
 

ブログタイトルについて

特に意味はありません。渋谷にある某社の某社長に対して過度なリスペクトも無ければ、中途半端なパロディ意識もありません。ただ今の状況にピッタリはまったので使わせてもらいました。結果としてサムい感じになってしまっているのはご容赦ください。
 

コンテンツについて

  1. 私の履歴書 某朝刊の人気コーナーにあやかっています。気付けば半生を語れる歳になっており、反省多き半生を反省するためにも振返ってみようかと。
  2. 採用情報 もともと書きたかった内容です。私が管理する組織の成り立ちや、これまでの経緯や、その時考えていたことなど、会社に興味を持った人に参考になる情報を書いて行きます。
  3. 日常 日々のこと色々。(主に社内の話ですが、たまにオフもあるかと)
  4. その他 思いついたこと、感じたもの

 どうか生暖かくお見守りください。

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  すみません 、1年以上のご無沙汰となってしまいました。。。 タイトルの通り、今回はビジネス書の書評です。年間だいたい6冊~8冊くらいビジネス書は購入しています。心に響く内容のものもあれば、しっくりこなくて参考程度に留めるものも多いです。 購入目的は知りたいという知的探求心や、...